パソコンの日米の価格差
ウィンドウズ7が発売され、パソコン商戦に熱気が入っています。ビスタが遅くて不人気だったので、新OSに期待する声も高いようです。
ちなみに私は2007年冬にビスタが出た瞬間にそれまで使用中のパソコンが壊れてしまい、仕方なくビスタ搭載パソコンを買ってしまいました。しかしこの機種はビスタを走らせるには明らかに性能不足で、パソコンの電源を入れてパソコンが立ち上がるまでに5分、そこからインターネット・エクラプローラーを立ち上げるだけでさらに数分必要で、しかも腹立たしいことにインターネット・エクスプローラーを立ち上げただけで「メモリーが不足しているので、起動中のアプリケーションを終了してください」というメッセージが出るようなどうしようもないものでした。ネットでウエブを閲覧するだけでCPU使用率が100%に張り付き、メモリー使用率も90%を超えるのには参りました。
そんなわけもあって私はマイクロソフトが嫌いで、かといってマックはいいとは聞くけれど、ソフトの互換性とかを考えると不便。それで他に選択肢もないので仕方なく使っているわけです。今度のウィンドウズ7はかなり動作が早くなったと聞くので、私も期待しています。とりあえず電気店などいくつか回って、各社の新製品を見ています。
かつてはデル社といえばオンライン販売ばかりでしたが、最近はデルの製品が店頭に置いてあるのをよく見かけるようになりました。そしてデルの製品は他の日本製コンピューターに比べてかなり安く売られています。同じような性能のパソコンならば、2-3割は日本製品よりも安くて、かなり買い得感がある。店頭で店員に何故デル製品はこんなに安いのかと聞いてみると、デルは世界的に展開しているし、だから世界中から安い部品を集めて値段を抑えている、と答えられました。しかしこれは正しくありません。日本製コンピューターでも事情は同じで、世界中から安い部品を集めて組み立てられています。日本の高い部品だけで組み立てられているわけではありません。
実は私がアメリカで電気店を回ったとき、コンピューターの価格の安さに驚きました。デルはオンライン販売に特化して価格を抑えたといわれますが、デルだけが安いわけではなかったのです。エイサーなどの台湾製はもちろんのこと、ゲートウェイやHPといったアメリカ製に加えて、東芝やソニーといった日本製コンビューターまでもが日本の国内価格に比べて猛烈に安かった。2007-2008年当時、日本では13-14万円くらいしていたようなビスタ・ホームプレミアム搭載のノート・パソコンとほぼ同じものが、アメリカでは普通に8万円程度で売られていたのです。少なくとも日本国内で見るようなデル製品と国内メーカー品との間にある価格差は、アメリカでは存在しませんでした。何故日本製コンピューターがアメリカではこのように安いのかわかりませんが、私はダンピングしているのかと思いました。
さてでは2009年現在の価格差はどうでしょうか。ちょっとインターネットで調べてみました。
まずはエイサーのネットブック型のパソコンです。アメリカと日本を代表する小売業であるウォルマートとビックカメラで比較してみました。
Acer Purple 10.1" Aspire One AOD250-1341 Netbook with Intel Atom Processor, 6 Cell Battery & Windows 7 Starter Edition
- Intel Atom Processor
- 1GB Memory & 160GB Hard Drive
- 10.1" Display & 6 Cell battery
- Webcam & Wireless WiFi
- Windows 7 Starter Edition
http://www.walmart.com/browse/Computers/Laptop-Computers/Acer/_/N-2pbgZ1z0pnlfZaq90ZaqceZ1yznsvg/Ne-aq6s?catNavId=4070&ic=37_0&povid=cat4070-env201974-module252132-lLink4&ref=125875.126124+500500.4294295475+500987.4292529388&tab_value=340093_All&waRef=+500500.4294295475
ACER
Aspire one AOD250-Bb18 (2009年冬モデル)
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ビック特価:44,700円(税込) 型番:AOD250-Bb18 オープン価格 |
10% サービス |
||
|
【CPU】インテル Atom プロセッサ N280(1.66GHz)、【メモリ】1GB、【HDD】160GB、【ドライブ】無し、【モニター】10.1型ワイド、【グラフィック】チップセットに内蔵
| ||||
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/catalog/list.jsp?DISP_CATEGORY_ID=303012&PARENT_CATEGORY_ID=30&BACK_URL=pc/index.jsp&MAKER_NAME=%82%60%82%62%82%64%82%71
1$=90円で計算して、アメリカでは3万円強、日本では44,700円です。約三割程度アメリカのほうが安いのがわかります。ビックカメラにつくポイントサービスを除いたとしても、二割程度は価格差があります。
続いて15インチモニターの東芝のノートパソコンを見てみましょう。



Toshiba Black 15.6" Satellite L505-S5997 Laptop PC with Intel Core 2 Duo Processor T6600 & Windows 7 Home Premium
- 2.2GHz Intel Core 2 Duo processor
- 320GB SATA hard drive
- 4GB of system memory
- Windows 7 Home Premium 64-bit edition
- DVD burner
- 1366 x 768 resolution
http://www.walmart.com/browse/Computers/Laptop-Computers/_/N-2pbgZaq90ZaqceZ1z0gjkh/Ne-aqgg?ic=48_0&ref=125875.126124+500848.4293870353&tab_value=341440_All&waRef=+500848.4293870353&fromPageCatId=4070&catNavId=4070

ビック特価:\139,800 (税込)
| OS | Office | CPU | メモリ |
|---|---|---|---|
| Windows 7 Home Premium 32ビット | Office Personal 2007 | Intel Core 2 Duo プロセッサー P8700 | 4GB(最大4GB) |
| モニター | HDD/光学ドライブ | TVチューナー | バッテリ駆動時間/重量 |
| 15.6型ワイド | 320GB/DVDスーパーマルチドライブ | - | 約1.5時間/約2.8kg |
CPUが異なるのと、日本製のほうはオフィス2007というソフトがついていますので、単純に比較は出来ません。オフィスだけで2万円くらいはしますので、それを差し引いて考える必要があります。またビックカメラのほうは10%、約14,000円分のポイントサービスがつきます。それでもアメリカの$698、約63,000円というのは非常に魅力的な価格です。これはほんの一例に過ぎません。アメリカの小売業のパソコンの価格を見てみると、極めて魅力的な価格を表示しているのがわかります。
日本ではパソコンはたくさんのソフトがついていたりして、アメリカのパソコンに比較して豪華仕様になっている傾向があります。それでもこの価格差は正直私には納得がいきません。この事実を知ったとき、日本の消費者はもっと怒っていいと思います。私はこの価格差は不愉快で、ふざけるんじゃないという気持ちです。特にノートパソコンに関しては、アメリカで買ったとしても電圧の問題はありませんので、日本で普通に使えます。アメリカに行くことがあるならば、現地で買うのも一つの手です。
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