カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の80件の記事

常識にとらわれず、自分で理論的に考えよう。

「そんなことは過去に例がなかった」
「誰も今までやっていない」

 そんなことを何かの反対の理由として言う人が時々います。仕事をするうえにおいて、こういう考え方が私はものすごく嫌いです。何かをやるとき、それがいいのか悪いのかということを考えようとしていたら、そんな言葉は出てこないはずでしょう。こういうことを言う人達は、思考が停止しているのです。自分で頭を使って物事を考えるのをやめ、物事の判断を過去の事例に頼っているわけです。他にも

「もしそれがそんなにいいものならば、もう誰かやっている。まだ誰もやっていないのは良くないからだ」
「今までずっとこのやり方でやってきた。これで問題ない」
「専門家がそういっている」

 なども同罪でしょう。思考を停止して決まりきったルーチンワークをしていれば日常が過ぎていくようなことをしていれば、物事をより良くしていくことは出来ません。殆どの仕事は、常に改善すべきところがあるものです。世の中のこと全てを自分で思考することは不可能ですが、何故それがいいのか或いは悪いのか、ある程度は自分で追求していくべきです。

 つまらない例を挙げてみましょう。私がまだ学生時代、部活の途中で水を飲むのを原則禁じられていました。その当時、水を途中で飲むのは体を疲れさせると一部の専門家が言っていたようで、そういう考え方が幅をきかせていたわけです。しかし体が水分を失っているのに水を補給しなくてどうする、と私は指示を無視して自分の判断で水を飲み、先輩達とおおいにもめたものでした。ちなみに現在では喉が渇けば、特に運動をしたりして水分を失ったときには水を飲むようにすべきだと多くの人が考えています。
 また同じく学生時代、授業で剣道がありました。ここでは声を出すことを強く指導されました。テレビの剣道の試合のとき、面を打つときに思いっきり叫んでいるあの伝統の声のことです。しかし叫ぶことは余分な力を使い呼吸が乱れて体力を消耗するし、何よりも声で人を斬れるわけがないと主張して、私は一人いつも黙って相手を切り倒しました。一本とったはずなんだけど、「声をだしていないから一本と数えない」などと審判に言われたものです。しかし私は、声を出すことに合理性が見つけられず、声を出さないほうがむしろ有利だと考えたからそうしたのです。この私の考え方に同意している人は現在も殆どいませんが、私は正しいと思っています。

 仕事も同様です。もっとまともな例を挙げてみましょう。今でこそ当たり前になっているヤマト運輸の宅急便ですが、昔は運送業というものは特定の場所から特定の場所、例えばトラックターミナルのような荷物の集積所に一度に大量に荷物を運ぶから仕事になる、個別に一つ一つ荷物を運んで仕事になるものかと大反対だったようです。
 ハブ空港という考え方が今は航空輸送の基本になりつつあります。昔、この考えを思いついた当時のエール大学のフレデリック・スミスという学生は、当時の航空輸送の常識を覆すこのレポートを評価してもらえず、A,B,Cの三段階評価でCという最低の成績をとったそうです。彼はその後、この考えをフェデラル・エクスプレス社に入社後に実現し、世界の先端を走ることになりました。
 今では誰も疑問を持つこともなく飲んでいるアイスティー、アイスコーヒー、冷たいウーロン茶なども、登場した当時としては常識はずれな考え方でした。例えば中国では、ウーロン茶などはつい最近、恐らく20世紀末に日本の飲料会社が冷たいウーロン茶を持ちこむまで、熱いものを飲むと決まっていました。中国人にとって、日本人が冷たいウーロン茶を飲むというのを常識はずれだと思っていたようです。今は中国人も冷たいウーロン茶を日常的に飲みます。
 その中国では、通常のウーロン茶と同様に砂糖入りのウーロン茶が日常的に売られていますが、日本にとっては砂糖入りウーロン茶は常識はずれでしょう。しかし今後もそうだとは言い切れません。でも中国に行ってウーロン茶を買うときは、加糖か無糖かを調べてから買うようにしてください。
 欧州ではレストランにはいると、飲み物として水か炭酸入りの水かを選びます。日本人の私にとっては、炭酸入りのただの水はわけがわからない常識はずれだと思えました。しかしそれは私が日本の常識にとらわれているだけなのです。炭酸入りのお茶やコーヒーが今後出てきて流行ることなどないなどと、一体誰が断言できるだろうか。

 物事を常識や過去の経験にとらわれないこと。自分で考え、何故いいのか悪いのかということを問うこと。それが自分自身も仕事も向上させていくと思います。少なくとも私は「過去に例がない」ということを反対の理由にするのはしないことにしています。

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墨家思想が滅んだ理由の推測

 墨家思想を知っていますか。中国には孔子・孟子の儒家思想、老子の道家思想、荀子・韓非子の法家思想といった思想があります。墨家もそのようなものの一 つで、およそ2400年前の中国で墨子によって始められ、非戦を主張した思想集団です。攻める戦争を悪としており、そのためある国が他国を攻めたとき、攻められた国から要請があれば時には自ら命を懸けて防衛のために戦います。彼らはよく訓練された優秀な戦術家であり兵士であり技術者であり、よく戦って防衛を成功させたため、今でも徹底的に防衛をすることを「墨守する」などと言います。
 いまだによく知られている儒教と異なり、墨子思想はすぐに廃れて消えてしまいました。はっきりした理由は未だに全く不明ですが、戦争を起こすことを悪としている思想が当時の弱い国を制圧する弱肉強食の戦国時代の政治体制と対立して弾圧されたという推測もあります。

 この墨子思想のもう一つの有名な特徴として、高い報酬を受けたり名誉や富貴を追求しないということがあります。墨家は世の中の平和や繁栄のために自らを犠牲にしてまで働くことが求められており、たとえ命懸けで戦い防衛戦争を勝利に導いたとしても、対価として高額の報酬を受け取らないのです。究極の自己犠牲精神といえるでしょう。
 当然のことながら、墨家になるというのは大変な意味を持ちます。すさまじい犠牲を払いながらそれに見合うだけの報酬はないのですから、墨家の中においてもこのやり方に納得しないものも現れます。墨子も弟子たちをまとめるのに苦労したという説もあるようです。

 始皇帝が儒教の書物を燃やし儒家を生き埋めにした焚書坑儒ということがあるように、弾圧されたのは墨家に限りません。キリスト教だって激しい弾圧を受けましたが、今でも大いに繁栄しています。それなのに墨家は消え去りました。何故でしょうか。
 私は墨家のこの報われない思想が原因の一つかもしれないと想像します。墨子の非戦思想は素晴らしいが、それを命懸け・ほぼ無報酬で実行しようという気概を持つ者を見つけて育て、組織を維持することが出来なかった可能性がある。

 前回・前々回に政治家と高級官僚の報酬が安いことがよくないということを書きました。自己犠牲で世の中のために尽くす人がたくさんいれば理想的である。しかし私は実際には正当な報酬を受けない限り、人のモチベーションを高め腐敗をなくし組織を健全に保つことは難しいと考えている。墨家が滅んだのは少なすぎる報酬のせいだとは勿論断言できませんが、政治家や高級官僚の報酬の少なさのことを考えるとき、この墨家思想のことをつい考えてしまいます。

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中小企業は従業員教育をする余裕などないから教育をしないのか

 「うちは大企業と違うのだから、従業員をちゃんと教育してやる余裕などない」

 直接・間接にあちらこちらの中小企業からよく聞くことです。明日の手形の支払いの資金繰りにも苦労している中小企業ならば、これはとても当てはまることです。
 一般的に中小企業では、態度・言葉遣いから専門能力、マネジメント能力まで、きっちりとした従業員教育をしている余裕などないと思っているでしょうし、実際それが出来ているところなど殆ど無いと言っていいでしょう。従業員教育は費用も時間もかかります。何せ従業員を働かせて利益を得る代わりに、費用をかけて教育をするのです。その間、従業員は何一つ生産活動をしません。それなのに会社はその間にも彼らに給料を払わないといけない。仕事を休止してまで教育をするなんて、馬鹿馬鹿しくてそんなことやってられないと思っている経営者もいるでしょう。必然的に中小企業の従業員教育とは、社員が先輩や上司について仕事をしながら業務を覚えていくOJT(On-the-job training)が主流となってくる。これならば一応生産活動をしながら教育にもなるわけなので、従業員に給料を払うのにも納得がいくというわけです。

 では大企業、特に一流の大企業は時間も費用も余裕があるから従業員教育を充実させるのでしょうか。会社の利益を削ってまで余裕を見せてやりたいのでしょうか。一体誰にその余裕を見せてやりたいのか?そもそもそんなことして会社に何の得があるのか。
 私は大企業が余裕があるから従業員教育を充実させているのだとは思いません。勿論、実際に余裕もあるでしょう。新入社員をすぐに働かせなくても、暫く会社を経営するくらいの力は持っているでしょう。しかしそれが本当の大きな理由ではないはずです。
 私は一般的に見て、一流の大企業で十分な教育を受けている従業員とそうでない中小企業の従業員の間には、大きな能力の差があるように思います。大概の中小企業における労働者一人当たりの売上が、大企業の労働者一人当たりの売上よりも低いのも、この従業員教育の充実度との関連があると思います。実際に言葉遣いや態度一つをとってみても、大企業の従業員はかなりしっかりとしていることが多い。それを体感している人も私だけではないでしょう。まして業務を遂行するための専門能力・経営に関する専門知識とかになると、体系的に基礎から習っているものとそうでないものとの差は歴然としています。中小企業の従業員の中には、こんなことすら理解していないのかと唖然とする人に会うことが時々あります。勿論例外はたくさんありますし、中小企業ですこぶる優秀な人や大企業でまったく使いものにならない労働者もいるでしょう。あくまで一般論です。
 結局のところ大企業は、一見損に見えても自ら費用を払い時間を費やして社員にしっかりと教育をするということが、長期的に見て最終的には会社のより大きな利益につながるということを知っているのです。従業員教育というのは投資であり、より優れた利益に貢献する従業員や組織を育てるための必要経費なのです。

 中小企業の多くはこのことを理解していません。これは何人かの中小企業の経営層や中間管理職から直接聞いた話ですが、そのような人たちは社員が使えないやつが多いと嘆いています。一度指示したことや教えたことはすぐに覚え、自ら努力し勉強してしっかりと会社の業務についてきて利益に貢献できる人こそ優秀であるが、そんな人はあまりいないんだと言います。そして自分たちがそのような人を育てる努力をしていないことについて反省などすることもなく、またいつものように

「中小企業には従業員をちゃんと教育する余裕などない」

 と平気で言って、自分が従業員を育てられなかった責任について考えもしない。きっちりとした教育をしていない自分が悪いという選択肢は最初から存在せず、従業員が使えないことだけを一生懸命に非難する。そのような人の中には、それなりの実績を残した人もいますし、だからそれなりの地位にいるのでしょう。しかし自分が出来たのだから、他人も出来て当たり前と考えている人が多い。人を育てるのも上の立場にいるものの業務の一つだということを正しく理解していない。ただ単に部下に発破をかければ、部下はついてくるし自ら努力するようになると思っているし、そのような圧力をかけることこそが従業員教育だと勘違いしている人もいる。
 結局中小企業においては、教育で能力を磨かれること無く要求だけしてくる会社に失望して辞める人が多く、私は中小企業の離職率の高さの原因の一つであると推測します。そして会社は新たに人を雇わなければならず、そのためにまた先輩や上司に新人をOJTをさせることから始めることとなり、それが結果的に無駄な労力をかけることになります。

 残念ながら自ら勉強して能力を上げられる人はあまりいない。そのような人が採用できれば幸運だくらいに考えたほうがいい。しかし普通の人でも、教育次第では十分に利益に貢献する人材になる。反対に優秀な潜在能力のある人でも、会社の従業員教育の方針しだいでは能力を発揮することなく終わることがある。優秀な人は数多くの候補者の中からよりすぐって採用するものでは必ずしもなく、採用した人を自ら多大な投資をして育てていくものです。そして育てた従業員から後でゆっくりと投資を回収するものだと思います。

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パソコンの日米の価格差

 ウィンドウズ7が発売され、パソコン商戦に熱気が入っています。ビスタが遅くて不人気だったので、新OSに期待する声も高いようです。

 ちなみに私は2007年冬にビスタが出た瞬間にそれまで使用中のパソコンが壊れてしまい、仕方なくビスタ搭載パソコンを買ってしまいました。しかしこの機種はビスタを走らせるには明らかに性能不足で、パソコンの電源を入れてパソコンが立ち上がるまでに5分、そこからインターネット・エクラプローラーを立ち上げるだけでさらに数分必要で、しかも腹立たしいことにインターネット・エクスプローラーを立ち上げただけで「メモリーが不足しているので、起動中のアプリケーションを終了してください」というメッセージが出るようなどうしようもないものでした。ネットでウエブを閲覧するだけでCPU使用率が100%に張り付き、メモリー使用率も90%を超えるのには参りました。
 そんなわけもあって私はマイクロソフトが嫌いで、かといってマックはいいとは聞くけれど、ソフトの互換性とかを考えると不便。それで他に選択肢もないので仕方なく使っているわけです。今度のウィンドウズ7はかなり動作が早くなったと聞くので、私も期待しています。とりあえず電気店などいくつか回って、各社の新製品を見ています。

 かつてはデル社といえばオンライン販売ばかりでしたが、最近はデルの製品が店頭に置いてあるのをよく見かけるようになりました。そしてデルの製品は他の日本製コンピューターに比べてかなり安く売られています。同じような性能のパソコンならば、2-3割は日本製品よりも安くて、かなり買い得感がある。店頭で店員に何故デル製品はこんなに安いのかと聞いてみると、デルは世界的に展開しているし、だから世界中から安い部品を集めて値段を抑えている、と答えられました。しかしこれは正しくありません。日本製コンピューターでも事情は同じで、世界中から安い部品を集めて組み立てられています。日本の高い部品だけで組み立てられているわけではありません。
 実は私がアメリカで電気店を回ったとき、コンピューターの価格の安さに驚きました。デルはオンライン販売に特化して価格を抑えたといわれますが、デルだけが安いわけではなかったのです。エイサーなどの台湾製はもちろんのこと、ゲートウェイやHPといったアメリカ製に加えて、東芝やソニーといった日本製コンビューターまでもが日本の国内価格に比べて猛烈に安かった。2007-2008年当時、日本では13-14万円くらいしていたようなビスタ・ホームプレミアム搭載のノート・パソコンとほぼ同じものが、アメリカでは普通に8万円程度で売られていたのです。少なくとも日本国内で見るようなデル製品と国内メーカー品との間にある価格差は、アメリカでは存在しませんでした。何故日本製コンピューターがアメリカではこのように安いのかわかりませんが、私はダンピングしているのかと思いました。

 さてでは2009年現在の価格差はどうでしょうか。ちょっとインターネットで調べてみました。
 まずはエイサーのネットブック型のパソコンです。アメリカと日本を代表する小売業であるウォルマートとビックカメラで比較してみました。

Acer Purple 10.1" Aspire One AOD250-1341 Netbook with Intel Atom Processor, 6 Cell Battery & Windows 7 Starter Edition Acer Purple 10.1" Aspire One AOD250-1341 Netbook with Intel Atom Processor, 6 Cell Battery & Windows 7 Starter Edition

$348.00
  • Intel Atom Processor
  • 1GB Memory & 160GB Hard Drive
  • 10.1" Display & 6 Cell battery
  • Webcam & Wireless WiFi
  • Windows 7 Starter Edition
Model#: AOD250-1341

http://www.walmart.com/browse/Computers/Laptop-Computers/Acer/_/N-2pbgZ1z0pnlfZaq90ZaqceZ1yznsvg/Ne-aq6s?catNavId=4070&ic=37_0&povid=cat4070-env201974-module252132-lLink4&ref=125875.126124+500500.4294295475+500987.4292529388&tab_value=340093_All&waRef=+500500.4294295475

ACER
Aspire one AOD250-Bb18 (2009年冬モデル)
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型番:AOD250-Bb18
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【CPU】インテル Atom プロセッサ N280(1.66GHz)、【メモリ】1GB、【HDD】160GB、【ドライブ】無し、【モニター】10.1型ワイド、【グラフィック】チップセットに内蔵
【OS】Windows 7 Stater、【Office】無し


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1$=90円で計算して、アメリカでは3万円強、日本では44,700円です。約三割程度アメリカのほうが安いのがわかります。ビックカメラにつくポイントサービスを除いたとしても、二割程度は価格差があります。



 続いて15インチモニターの東芝のノートパソコンを見てみましょう。

Toshiba Black 15.6" Satellite L505-S5997 Laptop PC with Intel Core 2 Duo Processor T6600 & Windows 7 Home Premium
$698.00
  • 2.2GHz Intel Core 2 Duo processor
  • 320GB SATA hard drive
  • 4GB of system memory
  • Windows 7 Home Premium 64-bit edition
  • DVD burner
  • 1366 x 768 resolution
Model#: L505D-S5997

http://www.walmart.com/browse/Computers/Laptop-Computers/_/N-2pbgZaq90ZaqceZ1z0gjkh/Ne-aqgg?ic=48_0&ref=125875.126124+500848.4293870353&tab_value=341440_All&waRef=+500848.4293870353&fromPageCatId=4070&catNavId=4070


  
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Windows 7 Home Premium 32ビット Office Personal 2007 Intel Core 2 Duo プロセッサー P8700 4GB(最大4GB)
モニター HDD/光学ドライブ TVチューナー バッテリ駆動時間/重量
15.6型ワイド 320GB/DVDスーパーマルチドライブ - 約1.5時間/約2.8kg
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 CPUが異なるのと、日本製のほうはオフィス2007というソフトがついていますので、単純に比較は出来ません。オフィスだけで2万円くらいはしますので、それを差し引いて考える必要があります。またビックカメラのほうは10%、約14,000円分のポイントサービスがつきます。それでもアメリカの$698、約63,000円というのは非常に魅力的な価格です。これはほんの一例に過ぎません。アメリカの小売業のパソコンの価格を見てみると、極めて魅力的な価格を表示しているのがわかります。
 日本ではパソコンはたくさんのソフトがついていたりして、アメリカのパソコンに比較して豪華仕様になっている傾向があります。それでもこの価格差は正直私には納得がいきません。この事実を知ったとき、日本の消費者はもっと怒っていいと思います。私はこの価格差は不愉快で、ふざけるんじゃないという気持ちです。特にノートパソコンに関しては、アメリカで買ったとしても電圧の問題はありませんので、日本で普通に使えます。アメリカに行くことがあるならば、現地で買うのも一つの手です。

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濡れた家電製品の再生方法

 最近は雨が多いですね。実は先月、雨に濡れてしまったテレビをもらってきました。そんなものはもう壊れてしまって駄目だろうと思いきや、これがある簡単なことをするだけで問題なく作動するんです。私も最近まで知りませんでした。
 家電製品は水に弱いというのは常識です。雨に濡れた家電製品の電源を入れることは、その製品の故障の原因となるだけでなく、感電の可能性もあるのでたいへんに危険です。携帯電話を水に落としてしまった時に電源を入れて駄目にした人もいるでしょう。

 しかし例えばこの雨に濡れたしまったこのテレビ、数日間乾かしてやるとあら不思議、また生き返って何事もなかったかのように写るのです。要するに、家電製品は乾かせばまた元のように使える可能性があるのです。そのときに水に落としたときに濡れたまま電源を入れては駄目です。回路がショートしてしまい、二度と使えなくなります。携帯電話の場合は電池があるので、すぐに電池を抜き取りそのまま10日間くらいほったらかして完全に乾かしてから電源を入れれば、また生き返るかもしれません。
 これは知り合いの電気店で聞いたのですが、何でも洪水とかで泥水に浸かった家電製品の修理方法は、綺麗な真水の中に暫く放り込んでまず泥を取るのだそうです。まるで浜辺で採ってきた貝の砂抜きのようです。それから乾燥させ、電源を入れるのだそうです。電気製品の修理方法が水の中につけるなんて、ちょっと驚きでした。ですから水に浸かった家電製品も、捨てる前にまずこのやりかたで試してみるのもいいかもしれません。

 上記のやり方は全ての家電製品に応用できるとは限りません。もしかすると感電や発火の原因となるかもしれません。当方では一切責任を取りませんので、やるときは自己責任でどうぞ。

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プリウスに試乗してきました

 この大不況下でも発売前から予約が殺到している、今話題の新型プリウスに試乗してきました。新聞では既に10万台受注とか、今注文しても納車が年内になるかぎりぎりだとか、信じられないくらいに景気のいい話が飛び交っています。政府の販売奨励策で実質的な支払額が減るのも魅力でしょう。私の行ったディーラーでもすでに数百台の注文を取ったと言っていましたので、発売したばかりの車としては空前絶後の受注ではないでしょうか。

 さて試乗前に車をまずゆっくりと見ました。先代の外見を大きく変えることのない、誰が見てもすぐにそれとわかるいかにもプリウスといったデザインです。フロントシートはゆったりとした感じで、特にホールド性が良さそうにも思えません。このあたりはやはりハイブリッド車、燃費走行中心でゆったりと走ることが前提なのでしょう。内装に特に高級感はありませんが、センターコンソール付近のボタンは見やすい位置に配置されていて、使い勝手もいいです。リアシートは頭が天井に当たらない程度の空間は確保されていて、インサイトよりは確実に広い。だけどリアシートは背もたれの角度が直立に近くて姿勢としては楽ではないのに、リクライニング機能はない。長距離だとリアシートはちょっと辛いかも。
 操作系ですが、シフトレバーやパーキング・ブレーキはポジションが検知式になっていて、いわゆるドライブ・バイ・ワイヤというものです。だから手動でシフトレバーの位置を動かすと、車がその位置を感知して車の設定を変えてくれます。これが意外といい。パーキング・ブレーキをかけるのも解除するのもボタン一つ。例えばシフトレバー横のパーキング・ボタンを押せばそれだけで車がギヤをニュートラルに入れたうえにパーキング・ブレーキをかけてくれるし、走り出せば勝手にコンピューターが自動でパーキング・ブレーキを解除する。これは便利です。

 さていよいよ試乗。発進はエンジンを使わず基本的にモーターですので、車を始動しても極めて静か。電池が減ったりより強い加速が必要なときはいつの間にかエンジンがかかっていて、両方使って走行します。このエンジンの始動が実に静かで、いつエンジンがかかったのかわからないうちにエンジンの排気音がします。基本的に快適性は高い。
 新型プリウスは99馬力の1.8リッターエンジンにモーターがついて、最高システム出力136馬力。トヨタによると2.4リッターエンジンなみの出力だそうです。しかしアクセルをベタ踏みしてもあまり加速感がない。思ったよりも遅い。ディーラーの営業員にそう言ったら、省エネモードに設定されているので、パワー・モードにすれば良いとのこと。パワー・モードにして走ってみましたが、多少は速くなったものの、1.3トン超えの重量のせいかやはりそれほど機敏な車だとは思いませんでした。ハンドリングはインサイトほどきびきびとしたものではないものの、かつてのトヨタ車のようなフニャフニャなサスペンションでコーナーが全く安定しないということもありませんでした。

 試乗後、営業員と色々と話をしてみました。とりあえず納車のことを聞いて見ると、やはり年内ぎりぎりくらいだろうとのことでした。先週注文すれば11月納車くらいだったので、一週間で納車が一ヶ月ずれたそうです。政府の新車購入の補助金も今ならば多分受けられるだろうが、それも保証は出来ないとのことでした。
 気になるバッテリーについても質問してみました。本社での試験だと、30万キロ走っても問題はなかったとのことでした。恐らく50-60万キロでも大丈夫なのではないかということです。これは安心出来る話です。でも逆に一ヶ月に一度しか乗らないような滅多に走らない使い方だとバッテリーの寿命はもっと短くなるかもしれないのではないかと聞いたら、それはそうだろうと言っていました。しかし普通に使っていれば10年たってもそれ以上たっても恐らく大丈夫なのではないかと言っていました。ちなみに保証は5年か10万キロかどちらか早いほうが適用されます。もしバッテリー交換するとなると、恐らく20万円くらいかかるのではないだろうかとのことです。まだ技術の低かった初代プリウスはメーカー保証で無償でバッテリー交換がされますが、2代目は技術の進歩でバッテリーを交換する必要のある車が出てきたことがないので、そのあたりはまだよくわからない、でも2代目の今までの信頼性を考えると、3代目も期待出来るかもしれないとのことでした。こればっかりは実際に年数を経過してみないとわかりませんが、技術の蓄積があるから大丈夫かもしれません。

 その間にもひっきりなしにお客がきます。数ヶ月もたつと、道路には異常繁殖した新型プリウスが溢れ出している事間違いなしです。

 さてプリウスの動力ですが、トヨタでは2.4リッター級といっています。しかし実際にはシステム出力は136馬力に過ぎず、低速域でのトルクの供給を得意とするモーターがあるとはいえ、普通のガソリン車の1.8-2.0リッター級といったところではないでしょうか。例えば同じトヨタのアリオンは1.8リッター・エンジンで136馬力です。アリオンの全幅はプリウスの1745ミリよりも少し狭い5ナンバーサイズの1695ミリですが、全長はプリウスの4460ミリよりも少し長い4565ミリ。車格的にはこのあたりと同格といったところ。アリオンの価格設定が168万円-233.1万円に対して、プリウスは205万円-327万円。燃費だけで価格差を埋めるのは簡単ではなさそうです。政府の補助金と中古車になったときのリセール・バリューを含めればプリウスの勝ち、ハイブリッド車に乗っているという満足感も足せばプリウスの圧勝でしょうか。

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インサイトに試乗してきました

 売上好調のホンダのインサイトにディーラーで試乗してきました。

 

1999年に登場した初期型のインサイトは、燃費を稼ぐための二人乗りの車でした。実用的な売るための量産車というよりも、ホンダの技術力を宣伝するための実験的少量生産車という印象を受けました。しかし今回は本気で大量に売るための車で、ハイブリッドなのに189万円からという価格もあって世界で年間20万台の販売を見込んでいるそうです。プリウスは燃費が良くても車体価格が高いために、元を取るのがほぼ無理だと言われていますが、インサイトのこの価格ならば支出総額を抑えることも出来そうです。

 

 見た目ですが、前面は最近のホンダらしいデザインです。何よりシビックのハイブリッドなどと異なりハイブリッド専用車としてのデザインになったのは、ハイブリッド車に乗るということに満足感を持つ人に大きく訴えます。しかし全体のシルエットはプリウスに似ています。内装ですが、メーターやセンターコンソールはかなりごてごてとしていて派手です。悪く言えば、安っぽいディスコかSF映画をイメージしたようなものだとも思えますが、ハイブリッド専用車を意識した車としてこういうものもありかなと思います。

気になったのは後ろのシート。後ろのドアからの出入りは楽とは言い難い。リアシートの広さも十分とは言えず、居住性もよくない。日本人の平均的な身長の私が座っても、天井に髪の毛がついてしまう。家族で使うファーストカーとして考えると、大人を3-4人長時間乗せるのならば快適ではない。リアシートには子供しか乗らないというのならばいいだろうけど、友人連れて遊びに行くという人にはつらい。インサイトはハイブリッドなので、エンジン自体は小型で1.3リッターエンジン、それにモーターとの組み合わせです。しかし車体は普通の1.8リッター・クラスのセダン並みの車として設計されているそうです。でも他の1.8リッター・クラスのセダンと比べて、正直居住性は劣ります。またハイブリッド用の大きなバッテリーが搭載されているため、リアシートの後ろにある荷物置き場も深さがあまりなく、車の大きさの割にはたいしたことがありません。

 

 さて試乗です。でも短い試乗コースで普通に乗っている限り、すごく普通の車です。プリウスと異なりホンダのハイブリッドは元々モーターだけで動くことがあまりないようで、私の乗っているときにモーターだけで動いたことはなかったと思います。しかもモーターのアシスト量が少ないため、ハイブリッド車であることを意識することはないです。エンジンとモーターのスペックは下に書いておいたので参考にしてみてください。でも日常の使用に特に不具合は感じません。ただしアイドリング・ストップ機能はあるので、信号待ちのときなどはよくエンジンが停止します。

それとブレーキのときは回生ブレーキですので、少し違和感があります。普通の車のブレーキは、車を動かしている運動エネルギーをブレーキをかけることにより、ブレーキバッドとブレーキディスクの摩擦によって熱エネルギーに変換し大気中に熱を放散して減速します。しかし回生ブレーキとは、その運動エネルギーを電気に変換して蓄える装置です。そのため、運転者がブレーキを一定の力でかけていても、回生ブレーキが機能すると車を減速させている速度が変わってくるのです。それでもこれも運転していると慣れてくるのでしょう。

 

一番面白かったのは、車に備わっているエコアシストという機能。その中のコーチング機能では、スピードメーターの一部の色が、運転の状況によって色が変化する。低燃費の運転をしていると緑となり、燃費の良くない運転をすると青になる。これによって自分の運転が燃費に良いかどうかを意識することになるため、自然に燃費の良い運転を心がけるようになる。またティーチング機能は、運転をコンピューターが採点し、その成績が良いとディスプレーに表示される葉っぱが増えていく。さらにはネット上で燃費のランキングに参加できる。

これはいい。ハンドリングの良さとか加速力とかだけでなく、全く違った視点で運転をすることが出来る。まるでロールプレイング・ゲームに参加しているように、レベルアップを目指して燃費の良い運転をすることを楽しみながら出来るのです。

 

気にかかった点はバッテリーです。ハイブリッド車は通常のバッテリーの他に、ハイブリッドシステム用の大きなバッテリーを搭載していますが、バッテリーは使っているとだんだんと劣化していくため、蓄電能力は落ちてきます。そのためにバッテリーが劣化すると、お金を払ってバッテリーを交換しなければなりません。携帯電話でもそれは一緒ですね。ディーラーで聞いた情報だと、だいたい10年くらいでバッテリーの寿命が来るかもしれないということでした。そしてバッテリーは自費での交換となり、記憶が曖昧なのですが確か25万円くらいかかるとのことでした。ちなみにトヨタの初代プリウスは無償交換です。恐らくトヨタは赤字でしょう。

さてインサイトに10年以上乗って、バッテリーが劣化してきたとします。しかし10年乗った車にわざわざそんな金を払おうとは普通の人は思わないのではないでしょうか。そうなると買い替えを考えますが、バッテリーの機能しない車の下取り価格は期待出来そうもありません。となると、10年くらいで車を廃車にしなければならない可能性があります。

 

昨今の車の使用年数が増加している状況で、そのまま乗るにしても売るにしても、10年くらいで実質的に車の寿命が来てしまうかもしれないというのは問題です。それに10年たつころには、高いお金を払って古いバッテリーを交換するよりも魅力的な、もっと色んな環境対応車が登場していることでしょう。車内も広いとは言い難く、同じホンダでも似たような出力で居住性も良くバッテリー交換の心配もないフィットはインサイトよりずっと安く買えます。インサイトの燃費が良いとは言えども、フィットの車体価格との差額を取り戻すのは簡単ではなさそうです。しかもフィットにハイブリッド・バージョンが登場するという噂もあります。

また最大のライバルであるトヨタのプリウスがもうすぐ登場します。ホンダがインサイトの価格をあまりにも早く発表したためか、プリウスの価格も先代よりも大幅に引き下げられ、インサイトにもろにぶつける競争的な価格となっているようです。まだ確認していませんが、プリウスのバッテリー交換代金はインサイトよりも安いという噂もあります。まずはプリウスのほうも見てみたい。というわけで、インサイトは今のところ好調な売上を示していますしエコカー減税の対象車ですがが、私は思ったよりも魅力的だとは思いませんでした。

 

1.3ℓ i-VTECエンジン+

IMA

■最高出力

エンジン(

NET

65kW[88PS]/5,800rpm

モーター

10kW[14PS]/1,500rpm

■最大トルク

エンジン(

NET

121N・m[12.3kg・m]/4,500rpm

モーター

78N・m[8.0kg・m]/1,000rpm※

※エンジン始動時:92N・m[9.4kg・m]/500rpm

 

車重 1190-1200kg

 

 

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海外ドキュメンタリー番組は英語にいいですよ

 実は私はドキュメンタリー番組が大好きです。事実を基に科学的に物事を理解することはとても重要だと認識しています。ドキュメンタリー番組を見ることによって、政治・経済・軍事・環境・生物・地理・歴史といった様々な分野について、簡単・便利に学ぶことが出来ます。このような分野を学びたいのならば、学校に通ったり専門書や専門雑誌を読んだりするのが王道ではあるでしょうが、画像がついて視覚的に簡単に理解出来る、しかも家で手軽に、というのはドキュメンタリー番組の大きな利点と言えるでしょう。
 日本ではNHKが時々良い番組を放送してくれています。「宇宙・未知への大紀行」では宇宙に生物の源となるアミノ酸があふれていて、それが彗星を通じて地球にも降り注いでいることとか、「地球大進化 46億年 人類への道」では8000万年前の白亜紀後期にユカタン半島に落下して恐竜を全滅させた隕石の落下のような大惨事が、実は地球の歴史上は珍しくなくて何度も同じようなことが起きていることなどを解説してくれます。またBS放送では海外テレビ局制作のドキュメンタリー番組をよく放送してくれます。海外の番組は海外の視点からの問題の見方などもわかり、これも面白いものです。最近はイラクの戦争についての番組などを放送していました。

 さて実は海外のドキュメンタリー番組のもう一つの利点は、英語のリスニングの勉強にいいのです。一般に文法が得意と言われる日本人が英語を勉強せざる得ないとき、一番困るのがリスニングではないかと思います。TOEFLでもTOEICでも、リスニングセクションを苦手とする人が多いのではないでしょうか。
 世の中には数多くのリスニング対策の教材が発売されており、もちろんこのようなものは有効でしょう。しかしそれだとどうしても「勉強をしている」という意識が強くなり、あまり面白いものではありません。よくリスニングには海外のドラマや映画を見るのがいいという話を聞きます。私も試しましたが、駄目でした。ドラマや映画で使われる英語はとても早口で、しかも正しい英語だとは限りません。スラングもありますし、そうでなかったとしても口語表現が普通です。少なくとも私の低い英語力では正直ついていけませんでした。それでニュースを見ることにしたのですが、ニュースも時々早口なうえに、あまり番組自体見ていて面白いものではない。ずっと長時間集中力を保つのは困難でした。
 その点、ドキュメンタリー番組はいい。発音の綺麗なナレーターが、正確な英語でゆっくりはっきりと喋ってくれます。また自分の興味のある分野の番組ですから、見ていてストレスを感じません。勉強と意識せずにリスニングの訓練になります。アメリカでは特にケーブルテレビに加入すれば、ヒストリーチャンネル、ディスカバリーチャンネル、アニマルプラネット、ナショナルジオグラフィックといったドキュメンタリー番組が見放題です。しかもテレビの多くは字幕を付けることが表示することができますので、ナレーターが何を言っているのか確認しながら聞くことが出来ます。私は貧乏なので残念ながらケーブルテレビに加入していませんでしたが、地上波放送の再放送のドキュメンタリー番組を時々見ていました。
 さて日本ですが、これらの番組はDVDになって販売されています。アマゾンなどのインターネット販売でも容易に入手することが出来るでしょう。そんな金を払いたくない、という人は、レンタルビデオ店や公立の図書館などを周ってみてください。意外と置いているところがあります。私は最近地元の中央図書館に大量の各種ドキュメンタリー番組のDVDが置いてあるのがわかり、ちょっとした金鉱を発見した気分でした。それでディスカバリーチャンネルのDVDを英語ナレーターと英語字幕で見ています。残念ながらナショナルジオグラフィックは英語ナレーターと英語字幕を同時に選ぶことが出来ないようです。海軍特殊部隊SEALSの訓練、潜水艦、ミサイル、ジェット機、鮫、、恐竜、ジャガー、シャチ、犬・・・・、いろんな番組を堪能しました。

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値下げ競争による流血を辞めたいときへの、ある警告方法

 本日地元のスーパーに行ってきました。安売りで業績を伸ばし、全国的にも注目度が高まっているスーパーです。このスーパーは地域で一番の安売りを看板にしており、顧客にそれを認識させることで急激に成長、今や東証にも上場しています。実際このスーパーは価格が安く、ディスカウントの24時間営業で地域一番の安売り価格というその戦略はウォルマートの戦略と似ており、上場するずっと前から私はこの会社に注目していました。

 さて今日買い物をしていると、どこのスーパーの広告にもよく掲載される有名チョコレート菓子が特売されていました。そして競合店の価格に対抗値下げということが商品の前に大きく書かれていました。ヤマダ電機とコジマ電気のような電気製品店とかではよくある話ですが、スーパーの日用品のポップに大きくそれが書かれているというのは面白い。安売りを看板にしている以上、他店よりも高い価格のままいるわけにはいかないということなのでしょう。恐らく売っても利益が出ていないような価格なのではないかと思います。
 そして面白いのは、「当店は地域一番の価格を目指しています。他店が値下げしても、当店はいつまでも対抗値下げを行います。例え1円になっても行います」みたいな内容が書かれていたこと。これが何を意味しているかというと、一つはお客に対して価格の優位性を訴え、ここで買うことがお客にとっての一番安い価格であるという認識と安心感を植えつけることです。
 そしてもう一つは、競合店の価格調査員に対する警告です。あなたがいくら値下げをしたとしても、当店はいつまでも追随して値下げ競争をします。利益がでなくなっても、売ればうるほど赤字になっても、決して譲ることはありません。だからもうこれ以上不毛な価格競争を仕掛けてこないでくれ。こんなことをしても、お互いに損するばかりですよ。そう言っているわけです。
 これを見た競合店はどう思うでしょうか。特売で期間限定で値下げするのはまだしも、恒常的に赤字の価格で売るのは苦しい。私ならば安易な値下げ競争は適当に終わりにして、同じ価格であればそれでよしとします。

 さてこの会社、私は競争優位性が高いので、絶対に成長すると確信していました。実際、私が注目した後も店舗が雨後の筍のように増えていきます。だからもしここが株式を公開することがあれば、その株式を買ってやろうと思っていました。ところがこの会社、店舗の名前と会社の名前が全然違うのです。そしてこの会社が株式をまず店頭公開したとき、私はこの会社があのスーパーを展開している会社だとは気がつきませんでした。そして株価はかなり上昇し、今や東証上場です。ああ、それを気がついてさえいれば買っていたのに、とここでも負け犬の遠吠えです。ちなみに会社の名前は大黒天物産です。

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苦味は毒の味、人は何故摂取するのか

 苦味は毒の味であることは昔から知っていました。でも毒の味を摂取する理由がわかりませんでした。私はビールが嫌いです。あんな苦いものを何故多くの人 が好んで飲み続けるのか理解出来ません。だからビールが好きな人には時々その理由を聞きます。最初の一杯は特に美味しいが、後はだんだん苦いだけになる な、というのが大半の答えでした。

 生物的にみて、人の味覚は食べ物がどのようなものであるかを判別するために発達したと言われています。
 甘みであれば糖分ですから、エネルギーとなり体に有益です。旨味は蛋白質ですから、体を作るためにこれも有益です。長い進化の過程の中で、生物はこれらの味を含む食べ物を有益であると知り、人はこの味を美味しいと感じるように遺伝子情報に記憶されました。
 酸味は果物にも含まれますが、同時に腐った食べ物でもあります。しょっぱさは塩分であり、体に必要ですが、取りすぎは危険です。ですからこれらの味はいつも美味しいと感じるわけではありません。
 しかし苦味は毒の味ですから、基本的に体にいいものではありません。一般的に生物は苦味を嫌います。人間にとっても普通は苦味は嫌われます。ところが人はコーヒーやビールを飲み、チョコレートを食べます。何故人は苦味を好んで食べるのか、昔から不思議でした。

 先週、苦味に関する番組が偶然二つ放送されていました。一つはNHKの「ためしてガッテン」です。番組内では、基本的に子供のころは苦味を嫌い ますが、大人になると苦味に慣れるから苦いものを摂取するようになる、みたいなことを言っていました。しかし、それでは人は何故慣れるようになるまで苦味 を摂取するのか理由がわかりません。これでは疑問が解決しませんでした。

 もう一つは「所さんの目がテン」です。番組内では、苦味は人の喉の細胞を活性化して、喉の渇きを癒す効果があるという学説が紹介されていました。人が喉が乾いたときにビールを美味しいと思う理由はこれだそうです。
 さらに甘みと混ぜることによって、苦味は甘さを感じる感覚を整え、くっきりと甘さを感じさせる働きがあるという説を紹介していました。確かに砂糖を入れたコーヒーやチョコレートは美味しく感じます。
 また苦味を含む食品には、コーヒーや茶のようにカフェインやカテキンといった、適度に摂取すると体に有益なものを含む場合があります。これを経験によって人は知り、苦味をあえて取るようになったという説もありました。
 これらの説は合理的で納得のいくものでした。また疲れているときには苦味を感じることを妨げる蛋白質を合成するともいっていました。なかなか面白かったです。

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